緑黄色野菜(りょくおうしょくやさい)

ほうれんそう、にんじん、ブロッコリーなど、β-カロテンを多く含む野菜の総称。

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「緑黄色野菜」は、栄養指導において取り扱う野菜の分類であり、厚生労働省の通知[1]では、可食部100g中のβ-カロテン当量が600μg以上の野菜と、それに満たなくても、食べる回数や量が多いトマトやピーマンなどの一部の野菜を緑黄色野菜としています。

緑黄色野菜は、カロテノイド(β-カロテン、α-カロテン、β-クリプトキサンチン、リコペン、ルテインなど)を豊富に含みます。カロテノイドのうち、主にβ-カロテン、α-カロテン、β-クリプトキサンチンは、体内でビタミンAに変換されることからプロビタミンA(カロテノイド)とも呼ばれます。緑黄色野菜は、「プロビタミンA(カロテノイド)」のほか、葉酸、ビタミンC、ミネラル、食物繊維も多く含みます。例えば、ほうれんそうのお浸し1皿(約70g)で、1日に必要なビタミンA(レチノール活性当量)の約40%、葉酸の約30%、ビタミンCの約13%と、少量で多くの栄養素が摂取できるため、積極的に摂取しましょう。

(最終更新日:2025年12月15日)

長幡 友実 ながはた ともみ

京都府立大学 生命環境科学研究科 准教授

博士(理学)、管理栄養士。お茶の水女子大学教育研究特設センター・助教、修文大学健康栄養学部・助教、東海学園大学健康栄養学部・助教、同大准教授を経て、2022年より現職。専門は公衆栄養学、栄養疫学、栄養教育。

参考文献

  1. 厚生労働省「「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」の取扱いについて」
    https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tc6109&dataType=1&pageNo=1