ウエスト周囲径(うえすとしゅういけい)

へその高さで測る胴回りの長さ。内臓脂肪の蓄積の目安とされ、メタボリックシンドロームを診断する指標のひとつ。

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へそのまわりのサイズのことをウエスト周囲径といい、健診における腹囲を意味します(海外でのウエスト周囲径はわが国での測定部位と異なり、肋骨の一番下と骨盤の横の骨で一番突出している部分の中間の高さで測定します)。内臓脂肪の蓄積の目安となり、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準のひとつです。2008年4月から「特定健診・特定保健指導」が開始され、40歳から74歳までの男女を対象に、メタボリックシンドロームに焦点をあてた健診が行われています。

(最終更新日:2024年5月28日)

有屋田 健一

有屋田 健一 ありやだ けんいち

筑波大学大学院人間総合科学学術院 社会健康医学

2014年広島大学医学部医学科卒業。日本脳神経外科学会専門医。日本脳卒中学会専門医。

参考文献

  1. 厚生労働省. 特定健診・特定保健指導について.
    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161103.html
  2. 日本肥満学会編.肥満症診療ガイドライン2022.ライフサイエンス出版,2022.