唾液に含まれるカルシウムやリン酸成分が歯垢(プラーク)に沈着(石灰化)し、歯の表面に石のように硬く付着したもの。
歯石は、容易に除去することができないため、歯科医院にて、専用の器具を用いて除去する必要があります。
歯肉より上の歯の表面についているものを「歯肉縁上歯石(しにくえんじょうしせき)」といい、白っぽい色で比較的柔らかいのが特徴です。また、歯周病が進行して歯と歯肉の溝が深くなったところ(歯周ポケット)にできるものを「歯肉縁下歯石(しにくえんかしせき)」といい、歯と歯肉の間(歯肉溝)からの浸出液の成分が含まれており、黒褐色で硬いのが特徴です。
歯石そのものは、歯周病の直接的な原因にはなりませんが、歯石の表面はざらついているため、プラークが付着しやすく、歯周病の間接的な原因となります。歯石除去については、「PMTC(歯石除去・歯面清掃)」を参照してください。
(最終更新日:2026年3月2日)