ミネラル(みねらる)

生体を構成する主要な4元素(酸素、炭素、水素、窒素)以外の元素の総称。代表的なものはカリウム、カルシウム、鉄、ナトリウム、マグネシウム、リン、など。

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生体を構成する主要な4元素(酸素、炭素、水素、窒素)以外の元素の総称で、無機質ともいいます。

ミネラルは体内で合成できないため食事として摂取する必要があります。1日の摂取量が100mg以上必要なものを多量ミネラル、100mg未満のものを微量ミネラルと分類しています。「日本人の食事摂取基準(2025年版)」[1]では、多量ミネラルとしてナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンの5種類、微量ミネラルとして鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンの8種類について基準を設定しています。

(最終更新日:2025年12月1日)

松﨑 広志 まつざき ひろし

東京農業大学応用生物科学部栄養科学科教授

博士(生物環境調節学)、管理栄養士
東京農業大学短期大学部栄養学科助手、講師、准教授、東京農業大学応用生物科学部栄養科学科准教授等を経て、2014年より現職。
ミネラルの過不足摂取時における生体内ミネラル代謝調節に関する栄養生理学的検討を研究テーマとしている。

参考文献

  1. 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会「日本人の食事摂取基準(2025年版)『日本人の食事摂取基準』策定検討会報告書」
    https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001316585.pdf