健康づくりにおいて、肥満の予防は重要な位置づけを持ちます。肥満度の判定にはBMI(Body Mass Index)が用いられますが、同じBMIでもどこに脂肪がついているかで健康への危険性は大きく異なります。肥満のタイプは「内臓脂肪型肥満」と「皮下脂肪型肥満」に分けられ、前者の方が生活習慣病を発症するリスクが高いことがわかっています。肥満の予防には、食生活の見直しと併せて継続的に運動を取り入れることにより、さらに効果が期待できるでしょう。
食習慣の乱れや食事の偏りを見直し、少しずつでも改めることによって、高血圧の予防や治療に結びつけることができます。決して難しいことばかりではありません。無理せずできることから気長に取り組んでみましょう。
糖尿病の食事は、血糖コントロールや合併症予防を目的とし、バランスの良い「健康食」が基本です。適正なエネルギー量になるよう、主食、主菜、副菜を組み合わせます。食物繊維の多い食品を積極的に摂り、脂質や食塩を控えましょう。1日3食を規則正しく摂り、ゆっくり食べることも大切です。医師や管理栄養士に相談しながら、楽しみながら継続することが勧められます。
多くの若い女性が持つ「やせ願望」や「ダイエット指向」については、その多くがやせる必要がないのに、偏った食生活を送ったり、極端なダイエットを繰り返したりしていることが背景にあります。若い女性の「やせ」は、将来の骨粗鬆症等の健康問題のリスクを高めます。また、若い女性や妊婦の「やせ」は、次世代のこどもの生活習慣病の発症リスクを高めることが危惧されています。
骨粗鬆症が原因で起こる高齢者の骨折は、生活の質(QOL)を大きく損なうため、骨粗鬆症の予防が重要です。ここでは、骨粗鬆症の予防におけるカルシウム摂取の重要性と望ましい食生活のポイントを中心に示します。
食生活や生活習慣が多様化した現在では、過食や運動不足による「肥満」や「メタボリックシンドローム」がある一方で、不健康なダイエットなどによる「やせ」も社会問題となっています。楽しく健康でいきいきと過ごすためには、適切な体重の認識と体重管理が大切です。
脂質異常症とは、血液中のLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)またはトリグリセライド(中性脂肪)が基準値より高い、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が基準値より低い、これらのどれかに該当する状態をいいます。この状態が続くと、動脈硬化(血管が硬くなって弾力が失われ、狭くなって詰まりやすくなった状態)が進み、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす可能性がとても高くなります。
低栄養はフレイルを招く重要な因子であり、また、転倒予防や介護予防の観点からも重要で、低栄養の予防は、健康寿命の延伸に繋がります。
*フレイル…フレイルは、体重減少、疲れやすさの自覚、活動量の低下、歩行速度の低下、筋力低下の5項目のうち3項目以上に該当することによって、診断されます。フレイルは、転倒、日常生活活動度の低下、入院、死亡などと関連があることが明らかになっています。
開示すべきCOIはありません。